忘れる努力|3月9日

最近、とにかく夫のことを忘れたくて仕方がない。


生きて行くために使う労力で今の私は精一杯。
溢れるほどの思い出は、精神も肉体も蝕んでいく。


頼れる人が居ない人生は想像以上に辛い。
言いたい放題、心の内を吐き出せる空間は
たまらなく心地よかった。
常に助け合える関係は、どんな不安も払拭する。

それを思い出すことは今の私には辛過ぎる。

死ねないなら忘れたい。
そんな風に思うようになってきた。

忘れていいのだと、
忘れなければ前に進めないのだと、
もう、過ぎたことなのだと、

そこまで気持ちが変化しつつある。


自分が生きて行くために無くてはならない宝物だと思っていた思い出さえ
排除しなければならないほど
私って極端に弱い人間なのだと今更気付く。


だけど、忘れることなんて絶対に不可能だと分かってもいる。