一年が終わる|12月12日

もうすぐ一年が終わる。
意味も無く、また一年が過ぎた。

 

夫の人生に私は存在し続けたけれど、
私のこれからの人生には夫は延々居ない。
守るべき人の居ない人生が、

これほど人間を無気力にするのかを思い知らされた一年だった。

 

去年はもう少し元気に生きていた気がしてならない。
時が経つにつれ、生きる気力を喪失して行く。

 

生きるって、なんてめんどくさいんだろう。

 

最近、朝ベッドから体を起こすのが苦痛で仕方がない。
意味の無い一日の始まりが異常に辛い。

平均寿命までなんて恐ろしく長い時間を生きることになったらどうしよう、とか
寝たきりで生きていたら、どうしよう、とか
そんなことばかり考える。
意味の無い一日を苦痛に耐えながら何とか過ごし、
眠りについても夢にうなされる。

 

夫の闘病中、どこにあんな力があったんだろう。
どこから、あんな力が湧いて来たんだろう。

 

他人から見れば不幸な夫婦が、本人たちは思いの他、充実した人生を歩んでいた。
究極の病気を抱えているのに、二人で時間を共有するだけで嬉しくて、
二人の出会いに感謝して素直に生きていた。

 

子供の頃から人を羨ましがることなんて無かったけれど、
今、夫婦で生きている人達が堪らなくうらやましい。

 

早くこの世から脱出して、あらゆる感情から解き放たれたい。