全うすべきこと|11月22日

自分の身を飾りたいとか、
美味しいものが食べたいとか、
何処かへ行きたいとか、
そんな些細なことは深い義務感の前ではどうでもよくなった。
自分の身の始末をちゃんと付けたい。
そして残すべき信念を残したい。
夫にお前としてはよくやったなって言われたい。
それだけを毎日思っている。

大阪府立成人病センターで主治医と交わした会話や
総務リーダーとの電話のやりとりを録音したヴォイスレコーダーを聞いた。
そこには守るべき人を守るために必死になっている私が居た。
怒りを秘めながらも出来る限り冷静に精神を静め
果敢に負けまいとする私が居る。
それはあくまで守るべき人のため、
前に進むことしか考えていないからできたことだけれど、
ひとりになっても全うすべきことを終えないと
夫のように心豊かには死んで行けない。

生きてきた意味を残すことって本当に難しい。
この5年間、私が何を思い何をして来たのか、
このブログを読み返すことが多い。
一生のうちのほんの瞬間でも
強い自分がいることを教えてくれた人がいる。
全うすべきことを終えて早く義務感から開放されたい。
そして誇らしい気持ちで死んで行きたい。

できるのかな。
できないのかな。