傷だらけの天使|9月6日

大昔、萩原健一と水谷豊が演じる「オサム」と「アキラ」のコンビが
アウトローな生き方の中でストーリーが展開される
「傷だらけの天使」というTVドラマがあった。
コミカルだけど二人が繰り広げる哀愁漂う雰囲気が好きでよく見ていた。

妻が夫を天使と呼ぶことには大いに抵抗があり、
このブログを読む人にもアホか!と言われそうだけれど、
実際、夫の生き方は何となくこの二人に似ている。
本人は傷だらけになるほど真剣で大真面目なのに、
いつの間にか一般大衆から外れてひとりになる。
それでも信じた道を孤独と戦いながら延々歩き続ける。

雨の日も風の日も自分の居場所を求めてさまよい歩くのら犬のように。
ただ、のら犬のように大人しくはないけれど....。

亡くなってから何故かそんなイメージが強い。
人として男として尊敬し、
お互いをただ一人の理解者だと思って来たけれど、
私の頑張りは夫を孤独から解放できるほどのものではなかっただろう、と推察する。

誰にも心を開くことはなかったひとが
私の前では自分をさらけ出した。

でも、やっぱり、それも私の思い違いだったような気がしてならない。
自分の全てを見せないままに、
と言うか私が理解しないまま天国に行ってしまったのではないだろうか。

最近、あのひとの様にキレイな心は持ち合わせていないので、
あの世があったとしても会えないかも...。
などと思ったりする。