ひとり身の鉄則|8月16日

10日ほど前、腰痛で一歩も動けなくなって途方に暮れた。
体を全く動かせないにも関わらず、
誰も頼る人間が傍に居ないということがどういう事なのかを思い知った。

最近は、ひとりになった虚無感に苛まれる日々を
何とか打破するために、少しでも仕事をする事ばかり考えていて、
腰痛で済んだから良かったとは言え、
すべき事の優先順位をミスった。

今の私は「高齢者」というには少し若い。
だけど、近からずとも遠くもないし、
同年代の人達よりも明らかに心身ともに弱いことを自覚している。

何とかしないと。

まず、動けない状況を把握し、対処法を助言してくれる存在が要る。
早速、緊急時の対応を請け負う会社に電話をかけ、
鍵を預かり救急隊と連携するシステムを契約すべく電話会社と相談。
しかし、それだけでは殆ど用を成さない。
入院することになったとき、
或いは動けないのに通院するハメになったとき、
入院や通院の準備、
名前だけとは言え、夫が築いた会社を残す立場である以上、
後の処理をお願いする機関が必要になる。
NPOで年齢を問わず様々な相談に乗ってくれる会社と連絡をとったけど
色々と問題もある。
そして、成年後見を引き受けてくれる弁護士も決めた。
あとは、公正証書遺言を書かなければならないから
具体的な内容も項目別に考えなければならないし、
細かな手続きも必要になる。
寝たきりになったら...なんて考え出すとキリがない。

大阪府立成人病センターでも常に感じていた。
高齢者が重い病気を患って、一人で対処できるものではない。
ひとり身の鉄則は、
他人に迷惑をかけないために、
出来る範囲の準備はひとつ残らず済ませておくこと。

じゃないかな。

とは言いつつもこの仕事、今の私にはめんどくさ過ぎる。