内職|3月26日

一日の時間経過のあまりの遅さに堪らなくなって、
SEOのライティング内職を始めた。
これが半端なく安い。
文字入力の遅さと要領の悪さが追い討ちをかけ、
笑ってしまうほど仕事が捗らない。
でもメリットがある。
あっという間に時間が過ぎること。
認知症の予防にもなるらしいからピアノの練習をして、
腰が痛いから体操をして、
夫がザンパンメシと称した食事の買出しに行って、
名前だけ残している会社の経理をして、
内職をする。
当分の間はこれで行ってみよう。
微量のお小遣いにしかならないけれど、
せめて自分が働いたお金で夫にお花を供えたい。
今日も野草っぽいカワイイ花を買った。
夫はどの花が好きかなって考えることだけが今は楽しい。
少しは現実と向き合えるようにならないと、
本当に脳にカビが生える。
なんでもいいから少しづつリハビリをして、
心身ともに階段を一段一段上って行くように、
後退しない自信が付いたら、また次の階段に上って行く。
上れる階段があるのかどうかは分らないし、
それが何なのか検討も付かないけれど、
できることからやって行くしかない。
大阪府立成人病センターも、そのうちに...などと
中途半端に片隅に放置している。
あの病院では夫のことは終わった。
私自信が大阪府立成人病センターを必要とする日が来れば
主治医に会いに行くのだろう。
4月10日が過ぎれば、私が一人になってから二年目がやってくる。
ひとりで生きていく時間が容赦なく積み重なっていく現実は、
とても空虚で冷たい。
私にとっては生きていく糧となる二人の大切な歴史の上に、
ホコリがどんどん積もっていくような光景を想像してしまう。

なんだか亡くなった夫と生きている私との相性はバツグンに悪い。