アブラキサン+カルボ再開| 1月15日

今日、予定どうり、アブラキサン+カルボプラチンの抗がん剤を投与した。
実は、ステロイドを減らして一週間目の13日に、またも微熱が発現し、
これで15日の投与はあえなく延期か、と思われたが、
一度だけ解熱剤を服用し24時間以上、36度台だったので様子を見た。
その後も頻回に検温して、解熱剤を服用せずに発熱の経過を見たが、
一度だけ37度になっただけで、すぐに平熱に戻り、
今日の朝も平熱だったことから、休眠クリニックに行った。
いつもなら、前回と同じパターンの発現に放射線科への連絡を取り、
CTで確認を取り、抗がん剤投与の是非を確認するところだが、
今の私は、自分の先走る気持ちを出来る限り押さえる方向に傾いている。
言わば、肺炎を取るか、肝臓の悪化を取るかの究極の選択に、
もはや最も大事なことは、私の冷静さにあるような気がする。
休眠クリニックで経過を説明し、
採血結果から白血球は少なくないこと、
好中球はステロイドを服用しているので仕方がないこと、
リンパ球は、やはりステロイドで少なくなっているが、
本人の体調も悪くないことから、予定どうり、実施しましょう、となった。
ただし、アブラキサンは前回同様100mg/bodyだが、
カルボプラチンは前回の150mg/bodyから50mg/bodyに減量。
標準量からするとアブラキサンは約半分、
カルボは約10分の1の量となり、両方とも最小バイアルでの実施。
慎重投与になったせいか、
今回は大幅に点滴時間が延びて、夫は少し機嫌が悪かった。
とは言え、大阪府立成人病センターで同じことをしていると想像すると
雲泥の差があるので仕方がない。
LDHやCRPなど生化学の採血結果がすぐに出ないので、
この数値が気にはなるが、これも仕方がない。
これで、不安は間質性肺炎の悪化と
好中球やリンパ球の減少による発熱の二本立てになった。
おまけに、骨髄抑制が現れたとしてもG-CSFは打てない。
間質性肺炎の悪化を来たす恐れがあるから。
たった数ヶ月生き延びるために、様々な危険を冒すことになる。
だけど、これが末期がん患者の宿命でもある。
或いは、たった数ヶ月と考えるべきなのかも分らない。
分らないことの連続で、
日々を過ごすことの不安は治療を続けるかぎり付き纏う。
夫は最近、私が傍に居て、
病院も行かず、仕事もしない時間を「極楽」だと言う。
「今日が過ぎたら、あと極楽は何日?」と聞く。
20日には放射線科クリニックでCT検査があるので「あと4日」と答えると、
「やったぁ~」と言う。
これが一ヶ月、と言えたらどれだけ気持ちが落ち着くだろう。
それにしてもステロイドの副作用による食欲は半端でない。
食欲は、無いより有った方がイイと言える範囲に治まっていればいいけれど。