多発肝転移| 12月10日

昨日は、11月19日と12月2日に
放射線科で撮ったCTを持って休眠クリニックに行った。
2日にCTを撮った時点で、
放射線科から休眠クリニックに画像と所見を送っておきます、
とのことだったが、一週間経っても送った気配もなく、
総合病院に持って行くためのCTを余分に用意してもらっていたので、
それを持って相談に行った。
肺臓炎と間質性肺炎と思われる所見は、かなり軽快していたが、
肺ばかりに気を取られていたところ、
院長が肝臓への多発転移を発見した。
私は、肺のCT画像以外、まともに観察した事がない。
最初に発見されてから後、イレッサで肺以外が殆ど消滅していたので、
その必要性が無かったからと言えるからである。
11月19日の時点でも小さな影が見えていた。
それが、たった二週間も経たないうちに、
かなりのスピードで肝転移が増えていた。
放射線科では、それを指摘されていない。
もっとも、この段階では間質性肺炎の治療中で何もできない。
11月19日にイレッサを中断しているので、
すでに肝転移を来たしているということは、
イレッサの効力がなくなりつつあったと言える。
イレッサでギリギリ抑えていたものが、
中断によって更に増殖スピードを増したのだろう。
造影剤を入れていないCT検査でも、最低4、5個は発見できる。
従って精密な検査をすると、相当数になるだろう。
これで、紛れも無く、イレッサの服用、
或いはノバリス自体の治療が裏目に出てしまった。
ここまで来ると、もはや効果を期待できる抗がん剤もないだろう。
明日、総合病院で採血をするので、
その結果を持って、再び休眠クリニックに相談に行く。
それまでに方法を考えておきます、との事だったが、
緩和病棟へ入院する日も、そう遠くはない。
最初から最後まで、私が治療を選択し、決定して来た経緯は、
私に罪の意識を徹底的に植え付ける。
それにしても今頃、放射線科クリニックでは、
肺に気を取られ、肝転移に気付かなかった言い訳でも考えているのだろうか。
そんな事は、もうどうでもいい。
私はすっかり疲れきっている。
夫は案外、平気で早くホスピスに行きたいなどと陽気にしている。
私も違う意味で同感でもある。