イレッサの効果| 11月11日

9日のお昼から高熱が出たわりには、
その夜には熱も下がり、
10日は抗生剤の服用だけで、一日中平熱で機嫌よく過ごした。
そして、今日は、放射線科クリニックでの診察日。
昨日と違って、朝から気分が悪そうにしているので、
熱を計ると37.2度の微熱がある。
大した熱でもないが、
解熱剤と抗生剤を服用して午後からクリニックへ行った。
治療中は殆ど待つ事なく、
スムーズに治療と診察を受けることが出来たが、
経過観察になった途端に、非常に長い待ち時間が発生している。
多分、回数を重ねる治療期間に於いて、
患者に出来るだけストレスが加わらないように、という配慮によって、
治療中の患者を優先する為に発生するものなのだろう。
分ってはいるが、ウツが悪化していて、
かつ体調の悪い夫には過酷な時間と言える。
小さなクリニックなので、ベッドも無いけれど、
少し離れたソファーで横になって休ませてもらうように申し出た。
40分以上も体調の悪い患者を待たせる対応は、
病院である以上はすべきである。
そして、6日に撮ったCT結果だが、
肺の原発巣は既にレントゲンで確認済みだったので、
有る程度予想は出来たが、
私が知りたかったのは、十二指腸のリンパ節の動きだった。
つまり、イレッサが原発巣以外に効いているかどうかだった。
結果は、やはり効果があるようで、少し小さくなっていた。
腫瘍マーカーを基準値内に導いたのもイレッサの力もあるのかもしれない。
今まで、イレッサが、肺の原発に効かなくなってからも、
主治医の発言は情報として頭に入れながらも、
あくまで自分の感を頼りにしていた部分が大きい。
それを証明する為に、
何度かイレッサの服用を検査日と照らし合わせてトライして来た。
その結果、現時点では、
肺以外には効いている可能性が大きいことを密かに確信していた。
従って休眠クリニックの主治医にも、
肺の原発巣に効果が確認された
アブラキサン+カルボプラチンのレジメンを
肺の再発時に残しておきたかったので、
イレッサへの切り替えをお願いした。
少し冒険だったのはアバスチンを切ったことである。
しかし、脳への転移は、今のところ確認されていないし、
原発以外の転移も確認されていない。
アバスチンは非常に副作用の少ない薬剤ではあるけれど、
精神疾患を抱えた夫には、
3週間ごとの点滴とイレッサの服用だけとは大きな違いがある。
ところで、放射線性の肺臓炎が現れていて、
これから更に強くなるらしいが、症状は全く出ません、
と自信満々に言って頂いたので安心したが、
今回の細菌感染を増悪させている可能性に関しては、
何とも言えない、という答えだった。
何しろ、精神疾患が関与し出すと、
24時間一緒にいる私でさえ、心なのか体なのか判断がつき難い。
そして、もう一点、十二指腸リンパ節へのノバリス照射は、
イレッサが効いている間は、
消化管への照射は副作用の観点から
出来るだけやらない方がイイ、と言われた。
明日の朝は、休眠クリニック、
午後からは大阪府立成人病センターの緩和科、
そして明後日は、
地域連携で非常に早く診察予約を取って頂いた緩和病棟のある臨床腫瘍科に、
絶対に夫を連れて行かなければならない。