発熱39度| 11月9日

昼食を近くの老舗のうどん屋さんでも行こうか、
ということで行ったけれど、
いつもは、ここのきつねうどんが美味しいと、
お汁まで飲み干すほどのところ、
今日は、けっこう残して帰って来た。
何か様子がおかしいな、と思いつつ、
それから一時間ほどすると、強烈な寒気で熱を計ると37.8度。
解熱剤を飲んで二時間後に計っても、
更に上昇で39度まで上がってしまった。
が、今日は土曜日の午後。
通っているどの医療機関も休んでいる。
仕方なく、緩和病棟のある総合病院の救急外来に電話を掛けた。
本来なら呼吸器内科の担当医には
二年以上前にしか受診していないので、断られるところ、
7月に緩和病棟のことで緩和科を受診していたので
今からすぐに来て下さい、という事で慌てて飛んでいった。
そして即採血。
結果は、白血球が高く、CRPも高いので、
一週間ほど前の喉の痛みから来る発熱に起因するものかもしれないし、
何らかの細菌感染を起こしているのだろう、ということだった。
精神疾患も少なからず関係しているであろうという見解もあった。
やはり、常に能動性を欠き、寝ている状態が長いと抵抗力も無くなるし、
健常者にとっては大した感染でなくても、
重症化したり、長引いたりは起こり得ると言われた。
しかし、それ程悪い数値でもないので、
熱は下げないといけないが、
今までから頻繁に投与している抗税剤フィニバックスの点滴は、
回数を重ねると耐性菌の問題もあるのと、
今手持ちのグレースビットは点滴でも飲み薬でも100%同じ、
と言われたので、解熱剤のポンタールだけもらって帰って来た。
帰ってから熱を計ると、36.6度まで下がっていた。
結果的には労力のムダだったようだが、
担当の医師は、とても誠実で丁寧に今後の事についても話て頂いた。
そこで驚いたのは、
緩和病棟への入院は呼吸器内科からの要請があれば、
7月の時点では、必要な時が来れば、いつでもどうぞ、的な返答を
緩和科の医師からもらっていたが、
あれから、随分、状況は一変し、
予約待ちの患者で一杯で、1000床もある病床は何処も満杯状態らしい。
臨床腫瘍科の診察予約すら、
地域連携から申し込まないと、
一日中、待った挙句、次の日に来て下さい、
という事も有り得るので、
さっそく月曜日に電話を掛けて申し込んでもらったら、
18日の週には取れると思います、とアドバイスをもらった。
現在、関係している病院は、
大阪府立成人病センターも、休眠クリニックも放射線科クリニックも
休日の対応が何処も不可能であるところに問題がある。
救急病院であることも大きな理由の一つで、
何件も緩和病棟を見学し、やっと決めたホスピスも、
これで入れる見込みも少なくなって来た。
夫にとっても私にとっても最大のショックと言える。
いづれ、死を迎える人間にとって、
やはり安らかに死ねるという安堵感は、なにものにも替えがたい。
夫は治療に関してよりも、
むしろ自分の納得したホスピスに入れる事を喜んでいた。
やはり、現在の医療体制は、
魔の標準治療がベースになっているのだとつくづく思い知る。
また、夫のウツが更に悪化しそうである。