大阪府立成人病センターでMRI| 10月31日

今日は、MRIの日だった。
最近、ウツが悪化しているので、
予想どうり行きも帰りも一言もしゃべらない。
大阪府立成人病センターに行く時は、いつも機嫌が悪い。
どうも様々な嫌な思い出が蘇るようで、付き添う私まで憂鬱になる。
だけど、過去の出来事を消し去ることは出来ないから、
淡々とやり過ごすしか他に方法はない。
ところで、MRIは、私も経験があるから分るけれど、
あの凄まじい音、何とかならないものだろうか。
精神的な健常者には大して堪える音ではないと思うけれど、
それでも一日中、頭痛から開放されなかった事を覚えている。
あらゆる肉体的、精神的苦痛を背負わされている末期がんの患者に、

せめて検査くらい、もう少し気の利いた方法がないものか、と常々思う。
私が会計を待っている間、とことん落ち込んでいる夫は、
離れた場所で長いすに寝転がっていたようで、
体調が悪いのかと驚いた看護士さんに声をかけられていたようだが、
返答する気力すら無かったようで、
私が駆け寄って「しんどいの?」と聞くと「ぜんぜん」の答えに
看護士さんは変な顔をされていた。
体調の悪さは理解され易いが、精神的な不調は理解され難い。
性格異常かと思われる場合もある。
「死」と直面している患者と日々接している医師でさえ、
精神面に関しては、全く把握できていないと感じる場面が多々ある。
精神的に非常にデリケートで壊れ易いことは、
最も最初に頭に入れておくべき項目である。
だから、日本語の出来ない横柄な人は、
末期がん医療に携わるべきでないと私は思う。
10月も今日で終わり。
日が経つのが何て早いんだろう。