転移巣への放射線治療| 9月4日

今日の照射を終えて、ノバリスもあと2回となった。
猛暑の中の毎日の通院に、当初は不安だったが、
結局、何の苦労もなく終わりそうである。
あとは晩期的な副作用の心配になるが、
これは経過を観察するしかない。
秋、冬に向かって風邪を引かないようにすることくらいしか、
今は思いつかない。
ノバリス治療が終われば、
経過観察に放射線科クリニックに定期的に診察に行くことになる。
ここでは毎日、診察があるが、質問したい事が殆どない。
しかし、一つだけ聞いておきたい事があって、
もう少し先でもいいかなと思っていたが、
今日は院長だったので、
「転移巣である十二指腸のリンパ節に放射線を照射することは有り得ないですか?」
と聞いてみた。
すると「充分、有り得ます。肺の原発巣や他に画像上見当たる転移が無ければ、
保険適用も可能だと思いますし。意味のある治療だと思います。」ということだった。
しかし、夫の場合は、最初に発見された時は、
今よりも転移箇所が多かったので、
現段階でも画像上は発見されなくても、
他にガン細胞が潜んでいる可能性は否定できないし、
充分に有りえることでもある。
大阪府立成人病センターなどの標準治療の病院では、
現段階での情報は殆ど考慮しない。
あくまでも最初の情報を重視する。
すなわち、局所の根治治療は、今がどうであれ、
ムダな治療として延命の可能性を排除する。
しかし、放射線科クリニックは、
副作用と他の転移巣を考慮し、少しでも意味が有れば、
たとえⅣ期でも可能性を見落とさない。
そういうクリニックである。
とりあえず、一ヶ月近く抗がん剤を休薬しているので、
夫の場合は、低用量を続けながら、
肺の状態や転移巣を観察することになる。
夫は「保険適用ならイイけど、自由診療は、せえへんで!」と言っている。