緩和病棟| 7月5日

昨日は、最終的にお世話になる
緩和病棟のある病院の副部長に始めてお会いした。
緩和科であるという事と、
子供の為のホスピスの設立に奔走されている事を知っていたので、
優しく柔らかい雰囲気を想像していたが、
力強くテキパキ系で、
夫ともども、終始やや圧倒され気味で話は終わった。
しかし、キーボードの入力にのみ神経を奪われることなく、
しっかり私たちの顔を見て、不安に思っている事への回答を頂いた。
まず、いつでも即日、受け入れ可能であること、
そして様々な苦痛に対する緩和は、
意識レベルを下げる事が容認されるのであれば、
100%可能であることを約束頂いた。
要するに緩和病棟に入れば、苦痛を味わう事無く死ねるのである。
私にとっても、夫にとっても、最早、意識の有る無しは関係がない。
意味のない苦痛は、かけらも受けたくない。
でも、本当にそんなことが可能なのか、とも思うが、
この医師は、事実を伝えないことで患者を励ますタイプではない。
だから、信じて今を穏やかに過ごしたい。
大阪府立成人病センターでお世話になった緩和科の最初の主治医は、
非常に穏やかな人格者で、夫をしっかりサポートして頂いた。
戦場カメラマンか、と思うようなゆっくりした話ぶりも
患者への思いやりの一つである。
そして現在の主治医も、とても謙虚で穏やかな医師であり、
緩和科の医師のイメージが固定化されてしまっているので、
夫は「あまり好きじゃない」と言っているが、
不誠実な訳ではないので、
私は、要は表現方法の違いなのだと思っている。
敢えて人の好き嫌いを言わせてもらえるなら、
サービス精神の無い人間は好きになれない。
そして、人を思いやり、尊重するなら、
謙虚でなければならない、と思っている。
だから、日本語がヘタな横柄な人間は大嫌いである。
今日は大阪府立成人病センターでMRIだった。
結果は一週間後。
月曜日にはアブラキサン+カルボプラチン+アバスチンの初めての点滴がある。