ドセタキセル初回 | 10月4日

先週上がったクレアチニンの数値は、
なんとか基準値内に収まったので
今日は大阪府立成人病センターで
初回のドセタキセルの点滴を実施。
標準量は体表面積あたり60mgだが、
初回から70%の42mgから始める。
延命治療だから、副作用は極力受けたくない、
というスタンスを理解してもらっているので
主治医には快諾してもらった。
アバスチンもプラス。
所要時間は約2時間。
アリムタ+アバスチンに比べて1時間以上長いにも関わらず、
夫は2時間中、麻酔を打たれたかのように爆睡していたから驚く。
この有り得ない現象の理由は、
この4、5日眠剤が全く効かず
頓用で処方してもらっていた物も総動員で服用し、
挙句それでも効かないから
昨日は最終兵器の増量の上乗せまでしてしまった結果、
延滞性の眠気で化学療法室の椅子に座るやいなや、
あれだけ寝られなかった人が一瞬で夢の中。
起きた時には全て終わっていた。
それにしても行きも帰りも酔っ払いのような足取りに
病院内の至るところで「大丈夫ですか?」を連発されるような状態で、
やっとの思いで家までたどり着いた。
こんな事が又起こらないように
今日は緩和科で
リフレックスに代わる新たな抗欝剤と眠剤を処方してもらったので
効くことを願って先ほど服用を終えた。
眠れないというのは予想以上に精神に悪影響を及ぼす。
普段から眠りに関する苦痛の無い人にとっては
理解しがたいかもしれないが、
「眠れなくても死ぬことはない」などというような簡単なものではない。
寝たいのに寝れないイライラは
体の中に相当なストレスを蓄積させて
思いもかけない不協和音を脳や神経の中に発生させ、
体ごと破壊されるような超不快なダメージを与える。
これが延々続くかもしれない恐怖は、けっこうキツイ。
今、夫はジャズのCDをかけながら
静かな寝息を立てている。
成功かな。