TS-1増量後 | 9月17日

TS-1を隔日服用で100mgから120mgに増量してから今日で10日目。
服用開始からまもなく一ヶ月になるが、体感する副作用は何もない。
もっとも、抗がん剤は長く使い続けることに意味があるので、
蓄積する作用については明らかではない。
連日服用していたら、どうか。
TS-1は連続服用すべきと言う医師もいる。
しかし、副作用は明らかに隔日服用の方が軽い、と言う医師もいる。
TS-1が効く人にとっては、やはり隔日服用の方が副作用は少ないのかな、と思う。
薬種、薬量、投与方法と変える順列組み合わせは、
一つの薬剤に関しても無数に存在する。
効果も副作用も結果論なら、片っ端から試すしか術は無いが、
末期の患者には、その時間も限られる。
そこでエビデンスが登場するのだが、
それは果たして本当に患者にとって有利な臨床結果なのか疑問である。
根拠に足るものが何一つ無いと言っても過言ではない。
当たりかハズレか正に博打の世界である。
導いてくれるはずの医師も「やって見ないと分らない」以上、
気持ちの上で充分な逃げ道があって、立場の違いにふと気付く。
このジレンマは当事者にしか分らない。
しかし、死ぬまで、この賭けを続けなければならない。
それなら、治療の指針を自分の価値観で決めるしかない。
従って私は、この価値観を徹底して胸に深く刻む必要がある。
9月26日に大阪府立成人病センターに採血に行くので、
また何らかの決定をしなければならない。