TS-1について | 7月1日

私が次のレジメンについて、あれこれ悩んでいると、
夫は「色素沈着くらい、しゃ~ないよ」と言う。
副作用は色素沈着だけとは思っていないけど、
これも大きな問題と感じている。
医師によっては、
ここまで重篤な病気に罹っているのだから、
多少、或いは相当であっても
副作用は我慢すべきと考える人もいるようだが、
その考え方は間違っている。
重篤だからこそ、
患者本人が感じる肉体的、精神的感覚は非常に重要で、
100%尊重すべきと感じる。
感じ方は100人100様で本人にしか解らない以上、
それを受け入れるより他に方法はない。
大阪府立成人病センターの夫の主治医は、
患者の気持ちを尊重して頂ける医師であると思っているので、
私は専門家としての主治医の意見を全て聞いた上で、
自分で判断したい。
TS-1については、まだ、あまり詳しくは聞いていないので
自分で調べられる事以外で情報を与えて欲しい。
TS-1は消化器系のがんに使われて来た
5-FU(フルオロウラシル)を改良された抗がん剤で、
抗がん作用のテガフール、
その効果を高めるギメラシル、
副作用を軽減するオテラシルカリウムの3種類で構成されている。
TS-1は確かに強力な抗腫瘍効果を発揮するが、
その消化器系の副作用も強い為、
臨床の現場では標準量、標準投薬方法で服用できる人は
皆無に等しいと言われている。
そこで、その良い薬を有効に活用するため、
副作用を軽減できる隔日投与方法を推奨して回っている人がいる。
産みの親でもある開発者だけに信憑性もある。
肺がんに於ける治験も始まっているようではあるが、
消化器系のガンの方が臨床現場では多く実施例がある。
私が調べられる範囲では肺がんに関しては、あまり現実味がない。
しかし、がん種は違っても母体が同じ人間である以上、
副作用の軽減は同じと考えられる。
問題は効果だが、あらゆる抗がん剤すべてに言える事は
「やってみなければ解らない」であるなら、やる価値はあるのかな。
いつも思うけれど、
決断に足る基本的知識の無さに気持ちが揺らぎ、落ち込む。