画像所見の開示 | 5月31日

大阪府立成人病センターで
画像所見を患者に渡してもらえない理由について考えている。
これまで、お世話になって来た近隣のクリニックの医師、
大病院で治療を続ける患者間での主治医からの情報、
そしてインターネットから得た様々な医療者からの情報を集めると、
結果は、患者本人の検査結果、画像所見の開示は、
無条件に行われるべきと考えるのが常識のようである。
この「開示」というのは当然、患者に手渡す行為も含まれている。
デジタル化が進む昨今、小さなクリニック以外は、
大病院で手書きのカルテに書き込む方法は非常にめずらしい。
一昔前は怪しいアルファベットが並んだ、
お世辞にもキレイと言えない文字列を見せてもらっても
何の事かさっぱり分らないし、
むしろ、カルテというものは、
医師の覚書として存在するものであると何となく思っていた。
そして、そこには医師の主観も入っていたかもしれない。
例えば、この患者は少し神経質であるとか、訴えが多いとか、
また、その逆・・・。
これを開示しろと言われても、いささか躊躇する気持ちは分る。
しかし、画像所見は客観的なデーターである。
現在はインターネットが普及し、
医師からの説明よりも、ずっと気兼ねなく、情報を入手できるし、
その情報を有効に活用するためには患者自身の勉強も不可欠である。
医者にしても一から十まで説明を要するよりも
基本的な事を理解している方が話が早いだろう。
今や、その行為を迷惑に感じる医師は
職務を全うしていない人だと思う。
病院側の権利を患者に譲れと言ってる訳ではない。
当然、有るべき権利を無視する理由を聞いているに過ぎない。
大阪府立成人病センターに、これだけ多くの医師が居て、
この病院のガイドラインが矛盾していると考える医師が一人もいないのだろうか。
お店で商品を買っておつりが有るのに渡して貰えないから
「おつりをください」と言って
「それはできない」と言われているようで脳細胞がおかしくなる。
私は今、どうもうるさい患者として扱われているようだが、
この対処の仕方も意味が分らない。