休眠療法の問い合わせ | 4月16日

休眠療法については以前から気になっていて、

比較的近くに去年、開業した休眠療法を行っているクリニックがある。

いわば今流行りの療法だけに胡散臭いところも多々あるが、

このクリニックの院長は長年、ガンに関する医療に携わって来た経緯もあり、

個人クリニックに多い自由心療でもないので一度、相談に訪れたいとずっと思っている。

去年の9月に大阪府立成人病センターの主治医に紹介状を書いて頂き、

予約もとっていたにも関わらず、緊急入院の時期と重なり

キャンセルせざるを得なくなり、それきりになっていた。

いずれ、時を見計らって近々伺いたいと思っているが、

イレッサ+アバスチンの次に考えているナベルビンやジェムザール、

或いは隔日服用のTS-1などの副作用が

比較的少ないとされる標準抗がん剤治療と休眠療法の違いを知りたくて、

とりあえずの疑問をメールで問い合わせした。

すると、すぐに丁寧な回答を頂いた。

要約すると、

①休眠療法は、標準療法で使用する抗がん剤の50~60%を、更に2~3分割した量を開始量として設定しています。つまり通常3週に1回投与する薬剤であれば、体表面積あたりの使用量の50~60%の1/3量を毎週1回投与することになります。

 

②その様にすることで、自覚症状としての副作用を抑え、リンパ球などの免疫力を維持することを目指しています。

 

③また量については、治療効果と副作用をみて、患者ごと、投与ごとに増減しています。
つまり、最大の効果で最小の副作用を得ることを目指しています。

 

④ジェムザールやナベルビンなどでも標準と休眠では、副作用は異なるかという点につきましては、副作用には蓄積性によるものもあり、少量ずつ投与することで、治療を継続することが可能になるという利点があると思います。

 

要するに、少量で効くか効かないか、と言う事になるが、

少量で効かないなら大量でも効かないと言う医師もいる。

私はこれは少し偏った考え方のような気がするが、

腫瘍を小さくすることに目標を置いた標準療法と

不変を基準にする休眠療法では当然、副作用は大きく異なる。

蓄積性による副作用の存在も、現在、夫が充分に認識している。

患者ごと、投与ごとの緻密で頻回な増減は

大阪府立成人病センターに代表される大病院ではおよそ無理な話である。

患者に訴えられない程度のアバウトさは肌で感じるから、

副作用に重きを置く、しっかりと人間扱いをしてもらえる事を望むなら

個人のクリニックでの治療なのかもしれない。

しかし、まだ会ってもいないので、現段階で想像を膨らませるのは止めよう。