投与法の見直し | 3月5日

6クール目が終わって4日が経った。

今のところ、顔や手のむくみと顔の赤み以外は目だった副作用は現れていない。

最も血液検査でないと数値的には判断できないから

体感する副作用のみの判断になるけれど。

私はと言うと、

緩和病棟と副作用の少ない延命方法に関する情報を集める毎日が続いている。

たぶん次はイレッサ+アバスチンになると思うけれど、

その次からの薬剤を決めかねている。

あらゆる薬剤に言えることだが、

やってみないとどの程度の奏功率があるのか解らない。

思いのほか効かなければ早急に次の一手が必要になるから、

情報収集も早すぎると言うことはない。

夫には絶対に外せない条件が幾つかある。

仕事が出来なくなるような副作用。

頻回に病院に足を運ぶこと。

痛みや苦しみに耐え無ければならないもの。

費用が高額なこと。

この条件に当てはまるような治療は容認できない、と日々言っている。

私たちが置かれている状況を考えると、当然のことと思う。

しかし、これが中々難しい。

色々考えながらインターネットを読みあさっていると、

ほんの少しだけ糸口が見えて来たような気がする。

休眠療法にしても、クロノテラピーにしても、

量だけでなく、時間との関係が副作用軽減に大きく繋がっている。

標準治療でさえ、最近は投与方法の変更をしきりに訴えている医師も少なからず存在する。消化管毒性が強いTS-1の生みの親である白坂哲彦氏も

服薬コンプライアンスを高めるには4投2休よりも

隔日投与が有効であると臨床医に、その重要性を説明している。

また、副作用が軽いとされるナベルビンでさえ、

人によっては多大な副作用がある事を闘病ブログなどで知ったが、

そこでも担当医は減量だけでなく、2投1休を隔週投与に切り替えている。

そう言えば大阪府立成人病センターの主治医からもちらっと伺った。

臨床の現場で多くの薬剤が投与法の見直しを迫られている感がある。

薬剤が世に出るまでに行われた狭い範囲での臨床試験と

世に出てからあらゆる患者に投与した実績とは情報は比較にならない。

当然、現場で抗がん剤を扱う医師が何らかの手ごたえのある感覚を掴むはずである。

これは私たちにとっては非常にありがたい。

副作用が軽減され、しかも病院に拘束される時間も短縮される。

この方法ならイレッサの次はナベルビンで、

その次はTS-1も減量で隔日服用ならアリかなと思っている。