ホスピス その3 |2月17日

三つ目のホスピスの見学。

緩和ケア認定看護師の方に話しを伺った。

丁寧に親身になって相談に乗って頂いた。

気になっていた抗うつ薬の事も、

ごまかさず実情を説明して頂いた。

結局、緩和病棟だけで消費する薬剤となると、

そこまでの種類を置く訳にいかないとのこと。

現在、処方されている薬剤とほぼ同じ物が必要な場合、

病院が精神科を設けている場合は

共有できるので、まず可能だと言うこと。

これで、はっきりした。

思ったとおり、たかだか20人程度の緩和病棟の患者では、

薬剤がはき切れないのが原因で緩和病棟とは言え、

思いの他薬剤の種類が少ない、ということになる。

ここで矛盾を感じる。

肉体的、精神的苦痛を出来る限り取り除くのが

ホスピスの使命であると言いながら、

一般病院の方が余程、

その使命を的確に担っている場合があるとは、

ホスピスの誇大広告が何か露呈した感がある。

それで最初のホスピスで、

担当の人が訳のわからない反応をした理由が判明した。

少なからず、ぶっちゃけた話が出来ない部分があって、

力量不足の人間にとっては任務が重すぎた、と言うことだろう。

それにしても、あの慌て方は情けな過ぎるけど。

今後は、精神科のある緩和病棟を探さなければならない。

大阪府立成人病センターの精神腫瘍科の主治医には、

そこまで突っ込んだ話はしていない。

今度の診察の時、じっくり聞いてみたい。

ところで、この緩和病棟は

前回のホスピスとは打って変わって、

京セラドームの横にある非常に便利な立地条件。

職員の態度も好感が持てる。

何より緩和病棟の先生は走り回っておられた。

医者が院内を走っている姿を

私は見たことがない。

患者に対する誠実さを感じた。