ホスピス その2 |2月14日

今日は二つ目のホスピスの見学に私一人で行って来た。

都心からは少し離れたところで、

初めて行く所とは言え2時間近くかかった。

現在、夫と住んでいる場所は大阪のど真ん中で、

スーパーは目と鼻の先、歩いて5分程でデパートがあり、

ユニクロ、ZARAなどのファストファッションから、

何の興味も無いけれどルイビトン、シャネル、ロレックス等のブランドまで、

揃わない物はないくらい便利が当たり前の環境にいる。

従って、最寄の駅からバスに乗ったり、

やっと着いた挙句も病院の周りには何も無い、という状況が信じられない。

でも、だからこそ池があり、鴨やサギがいて、

全ての個室は南向きで見晴らしが良く、

病室から、そのまま池の周りの遊歩道に出て散歩ができるようになっていて、

どう考えても此処は病院ではない。

ソーシャルワーカーの方に詳しく話しを伺った。

最も気になるのが入れるのかどうか。

申し込みから2ヶ月くらいで初診、

初診から入院まで更に1ヶ月くらいはかかるらしい。

かなり前から申し込みをしないと、入りたい時に入れない。

夫も私も医師から緩和病院を示唆されるまでに

治療を打ち切るつもりでいるので、

今から申し込んでもいいくらいだと思っているけれど、

この辺鄙さは耐えられるのか解らない。

何か少しでも口に合ったものが食べたいとき、

自宅にもすぐには帰れず、

最寄の駅まではタクシーで20分くらいはかかるし、

夫を一人にせずに目的を達成できるのだろうか。

もう一点外せない事がある。

現在、大阪府立成人病センターで処方してもらっている

抗うつ薬の引きつぎが可能かどうか。

こちらはどうも反応がよくない。

ホスピスって肉体の苦痛の緩和ばかりを強調するけれど、

精神的な部分に関しては必要でない向きが、

どうも存在するような気がする。

なぜだろう。

ガンの拠点病院には必ずと言っていいほど精神腫瘍科があるのに

ホスピスには、その職務を担える医師がいないと感じる。

出来る限り安らかにソフトランディングさせる為には

当然、精神の安定が必要であると思っていたけど、

終末期には関係ないと言わんばかりに聞こえる。

早い話が薬剤の種類が極端に少ないのではないか。

ホスピスって本当に安らかに死を迎えさせる事を主眼に置いているのだろうか。

もしかして、保険制度を上手く利用して

利潤を上げる組織なのか?

なんて、私も不安神経症に罹っているのかもしれない。