4クール目 | 1月13日

昨日は、前日に撮ったCTと血液検査の結果を聞きに行くだけで、

肝機能の数値もそう簡単に下がらないだろうから、

化学療法は当然見送りのつもりで家を出た。

ところが随分、数値も下がっていたので思いもかけず4クール目となってしまった。

血圧は2日ほど前から正常値に戻りつつあったけれど、

顔のむくみも未だとれないし夫ともども、一週間見送るつもりでいただけに

予期せぬ展開に、まぁいいか的感覚で化学療法室に向かった。

この間のCTの結果は、

1クール目に一回り小さくなった肺の原発巣が更に内側が薄くなり、

イレッサを止めた時点からみると感覚的には半分くらいになった印象がある。

この血管新生を阻害している形態はアバスチンの特徴らしい。

これくらいの効果があれば、普通はとりあえず安堵感を味わう瞬間なのだろうけど、

夫はとにかく大阪府立成人病センターのこの空間に身を置くことが、

耐え難い精神的苦痛の根源のようで、一時的な好転なんかに意味を見出さない。

私は、不意をつかれてしまったので、今後の相談もしないまま、

あっさり次の化学療法の予定を3週間後に入れてしまった。

よく考えると、次は5クール目。ほんとは3週間後にするつもりはなかった。

どうも少しづつ副作用が蓄積されているようで、

昨日も、まだ本調子ではないからと言うことで一週間伸ばしたかったところ、

夫が「また来るのがめんどくさい」と言うので、あえなく実施に至った。

以前は化学療法は最大6クールまでで、増悪するまで様子見とされていたが、

奏功した例では維持療法を続けるのが主流になりつつある。

2、3剤併用療法で、そのうちの一剤および2剤を維持療法に使う。

今回はアリムタ+アバスチンなのでどちらか一つを選ぶより、

両方を続ける方が成績はいいらしい。

でも、このまま増悪するまでリピートするのは夫には過酷な延命方法と言える。

ならどうするか。また、課題、課題。