休眠療法 | 9月23日

治らない病に罹った人間にとって、

堪らなく魅力的だと感じる延命方法に休眠療法がある。

夫は肺がんⅣ期だが、同じ状況の患者なら

誰しも一度はインターネットで検索しているのではないだろうか。

今でこそエビデンスが無い、の一言で大した研究も成されず

一部の医師のみが経験から得たカンとコツに頼り、

正に彼らの善意によって提供されていると感じるが、

10年後には当たり前のように

標準治療と化している様な気がしてならない。

大阪府立成人病センターのような大病院の中にも、

実は少なからず、末期医療に疑問を持ち、

この療法に興味を持っている医師がいるに違いない。

そう信じたい。

副作用に耐えて、

その後にいったいどれ程の輝かしい未来が待っていると言うの か、

普通の人格を持ち合わせている人間なら、

日々疑問を感じて当然だと思う。

大きな顔をして日々、

抗がん剤治療に明け暮れている大先生に一度聞いてみたい。

未来が無いから、今を楽に生きたい。

何故こんな簡単な理屈が通らないのだろうか。