職人とサービス業 | 2011年9月8日

医者は完全に職人に属すると思っている。

従って、本来は客としての患者と接してはならない存在であると解する。

サービス業に最も不向きな人間が延々患者と向き合えば、

当然のごとくトラブルが続発する。

大企業に於いて、職人と営業マンの仕事を共有させるバカな企業は存在しない。

正に自殺行為と言えるから。

しかし、大阪府立成人病センターのような大病院では

何の疑問も無く、これが遂行されている。

トラブルが続発すると言っても、フィフティーフィフティーでない関係下で

表面化するのはほんの一部に過ぎない。

医療過誤にまで発展しない限り、

患者側が一方的に我慢をするから露呈しようがない。

もう一つ、一般的に職人と言うのは

社会的地位に於いて政治家や法律家のそれではない。

本人も常識としてしっかり受け止めている。

ところが、医者は何を勘違いしてか

政治家や法律家と肩を並べていると硬く信じている。

別に社会的地位が高ければ横暴がまかり通ると言うものではないが、

自分自身の位置関係を把握できない人間に職務は全う出来ない。

患者は自分の命をゆだねている医者との関係を

出来るだけ良くしたいが為に医者を尊重し、譲歩し、諦める。

これをするから、益々医者は鼻を高くし、

自分の横暴に気付く事なく更に患者を傷つける。

従って、患者は怯むことなく、聞きたい事は何度でも聞き

間違っている事は間違っていると声を大にして議論しないと、

もっと自分の権利を主張しないと、それこそ自分の人生を全う出来ない。