人格破綻者の怪 | 9月7日

夫が経営するフォトスタジオには日々、様々な職業の人が写真撮影に訪れている。

モデル、タレントの宣材、歯医者や内科医のプロフィール、

そして限りなく自然な雰囲気での奇跡の一枚をリクエストされるお見合い写真。

このお見合い写真を撮りに来る方達の解に非情に興味がある。

私はヘアメイク及びスタイリストとして企業の広告の撮影に立ち会う事が多かったが

夫の病気発覚後は、一般の方達のヘアメイクを短時間こなす事が多くなり、

当然、被写体となる方と話をする機会が増える。

その会話の中で看護士や薬剤師、医療事務員などの

大病院での医療従事者が医者に向ける嫌悪の表現に驚く。

「変わっている」「非常識な人が多い」「上から目線で物を言う」ある人は「人格破綻者」

と彼らをひとくくりにする。

大阪府立成人病センターの主治医は女性であるが女医とて例外ではない。

医者を結婚相手に選ぼうとする人は決まって医者とは無縁の人である。

しかし、彼女たちがそこまで毛嫌いするほど私は医師に対して嫌悪感はなかった。

歯医者に行っても、美容院と錯覚するほど彼らは腰が低いし、

町の開業医だって非情に親身になって相談にのってくれる。

そうしないと生存できないからだろうけど、完全にサービス業に徹している。

ある意味潔く感じる。

大病院に人格破綻者が勢揃いしてるとも考えにくい。

となると大病院のシステム自体に問題があるとしか思えない。

人間は環境に簡単に順応する。

如何なるジャンルの業界にも人格者が居ればその反対も存在する。

大阪府立成人病センターのような大病院の環境が

完全人格破綻者、表面的人格破綻者、隠れ人格破綻者など

様々な予期せぬ非常識人を生み出しているのではないだろうか。

この環境を根こそぎ変えない限り20年経っても30年経っても

医者の在り方が変わるはずもない事をあらためて思い知る。

とにかく医者の横暴は許さない。

ある大病院の医師が自分の著書の中で

「医者は完全なサービス業でお客様である患者に

細心の注意を払って接するべきである」と言った人が居た。

それが真実なら一分でいいからその医師にお目にかかってみたい。