悟りの境地|2011年9月2日

人間はいつか死を迎える。

これに関しては100%例外は無い。

若い頃は限りなく漠然とそれを認識し、

しかし、全く忘れて日々の生活を営んでいる。

これが50歳も過ぎる頃になると相当、

身近に感じ出し、何かにつけ頭をもたげ出す。

個人差はあるのだろうけど、

多かれ少なかれ自分の死に方を

考え出す時期なのではないだろうか。

特に私たちには子供が居ないので

老後については標準よりは神経質になっていたと思う。

夫との結構ヘビーな話題にうんざりする気持ちもあったけれど、

今思えば何と贅沢な悩みであったかと痛感する。

夫が大阪府立成人病センターに一歩足を踏み入れてからは、

希望のひとかけらを見出す為に

必死であらゆる情報をかき集めたが、

一年経った今も、それは全く変わっていない。

しかし、パニクっている自分を制する意味でも、

もう少し悟りの境地なる物を開発すべきだと実感する。

それは、人は生まれて来た以上、必ず死ななければならないと言うこと。

私は無神論者であり無学な人間であるけれど、

これを心の砦として自分に言い聞かせ、

穏やかに物事を考えたい。