肝機能悪化に関して

イレッサと言う優れた薬で重い症状が短期間で改善され、元のQOLを取り戻した患者は数知れない。当然、この素晴らしい恩恵を長期間受け続ける事が最大の課題となるのだが、肝機能の悪化で断念せざるを得ないケースは日本人に非情に多いそうである。主人も大阪府立成人病センターで去年からイレッサを飲み始めたが、案の定2ヶ月程でALTとGOTの値が上がり始め、お正月休みを挟んでいたので、まず10日間の休薬をして、その後、隔日服用になった。あまり数値が上がるようなら、タルセバに変えれば元に戻るだろうとの主治医の見解だったが、出来るだけイレッサを引っ張りたいという気持ちもあって結局、変更したのは、それから3ヶ月程してからである。変えた途端に何ともあっさり数値は基準値内に落ちた。タルセバでも肝機能の改善が見られない場合もあるらしいが、確立は低いらしい。この事実を知らない人は案外多いと感じる。最初にバカ効きした薬を簡単に変えてしまうのは抵抗があるけれど、その為に分子標的薬を諦める必要はないと思う。